三菱鉛筆ピュアモルトボールペンをジェットストリーム化(その1)
書き味と軸の高級感が両立したボールペンって、なぜかあまり存在しない。最新の技術が投入されるのは売れ筋の廉価ペンで、高級なペンは昔ながらのリフィルのまま仕様変更に至らず、ということなのだろうか。
軸とリフィルを改造して組み合わせるというユーザーの試行錯誤も世には多いが、僕もそんな「やってみたい組み合わせ」を試みて、幸いに成功したので、ここで報告しておく。
それは、「三菱鉛筆PURE MALT oak wood premium editionボールペン(ノック式のもの。型番SS-2005)」のジェットストリーム化。
僕にとって油性ボールペンはもっとも苦手な筆記具なのだが、三菱鉛筆のジェットストリームシリーズは、インクがとても滑らかでくっきり書けるため、これなら場面によっては使いたいと感じている。シャープペンのクルトガといい、三菱鉛筆は企画開発力があるなあ。
しかし、いかんせん軸が安っぽい。そこでピュアモルトシリーズ(プレミアム版)のボールペン(SS-2005)にジェットストリームのリフィルが組み込めないか、考えてみた次第。
結論から言えば、必要なのは下記2点だけ。それで目的は達成できた。
- 三菱鉛筆スタイルフィット(ペンと軸の組み合わせ豊富な商品シリーズ)の油性ボールペンリフィルSRX-89-??。これはジェットストリームシリーズと同じインクを使用している。僕は黒1.0mmのリフィルを用意した。
- 外径5mm、内径3mm、長さ57.5mmのパイプ。
本当に、これだけ。リフィル切断などの改造も基本的に必要なし。後者のパイプがアダプタとなって問題なくスタイルフィットリフィルが使用できる。僕は油性ボールペンリフィルしか試していないが、同規格なのだからゲルインクボールペンリフィルも使えるのではないかと思う。
お試しあれ。というだけなのも愛想がないので、次回は写真付きで組み込み方法を解説予定。
ちなみに、同ボールペンは同社パワータンクシリーズのリフィルSJP-??を使うこともできる。こちらは特に改造も必要ないので手軽ではある。ただ、僕が試した限りではボタも掠れも発生し、満足できなかった。
【追記】
こちらのブログは更新を停止しました。
このネタの続きは、利用中のLivedoorブログの方で書きましたので、関心がおありの方はそちらのエントリをご参照ください。