いまさらだが、NetWalkerについて

 またしばらく開けてしまい、前回のエントリーの続きも書いていないのに、別の話題。しかも旧聞の(苦笑)。
 9月下旬よりシャープがNetWalkerという端末を発売する。
 小さいクラムシェル型の端末ということで、この手のデジタルガジェットが好きな僕にはそれだけで惹かれる製品だ。まずは率直に言って、「欲しい」。
 ただ、なんというか今のままでは中途半端なんだよな。仮に入手しても、おもちゃとしていじるだけで、実用品としては使いづらく、使い続けないことが容易に予想される。
 その大きな理由は、PDA的利用がほとんど考慮されていないことだ。
 付属ソフトにSunbirdが用意されているが、ほとんど「入れただけ」という感がある。この手の端末であれば、母艦と接続してパーソナルデータを同期するという使い方もできて欲しかった。(言葉としては)流行りのクラウドコンピューティングでということかもしれないが、そうそうネット環境下にいるわけではない。従来型のPDA的利用もできた方が訴求したと思うのだが。少なくとも、僕はそうだ。
 もう一つは、せっかくこの筐体なら最初から電子辞書的利用もできて欲しかった。後から供給予定ありというが、どの程度のものになるか?
 小さいPCならそれはそれでいいが、ソフトウェアに工夫して、あと一歩使いやすさに踏み込んで欲しかったという印象だ。後継機に期待かな…。