エディタ選びはいつまでも

 時々書いているとおり、ずっとWZエディタを使い続けていたのだが、満足していたわけではない。不安定な開発体制、不具合の多さなどなどに常に不満があった。
 一方で、魅力な点も多いわけで、だから使い続けていたのだが、乗り換えを検討するにあたって、やはりそこが問題だ。

  • 強力なアウトライン編集機能
  • なんでもできるマクロ(いや、自分じゃろくに作れないけど。パワーユーザー作のものが使えるだけで違う)
  • SDI(僕はSDI派。MDIは何度挑戦してもダメ)

2点目、3点目を満たすエディタはそれなりにあるのだが、1点目が他のエディタになく、そこが最大の鎖だったのだ。
でも、最近のWZを巡る見通しの悪さには疲れてきた。いや、もともとそうだったんだけど、どこかで「ある日突然マシになるのでは」という期待もあったように思う。全然根拠はないんだけど(苦笑)。しかし、次第に低下していく開発側の透明さと、それに伴う周辺ユーザーのぎすぎすした雰囲気(苦笑)は、もういいやと感じさせるに十分だ。
ずっと気になっていたのだが、WZ開発者の山口さんってどういう人なんだろう。なんというか、非常に(少なくとも文字ベースでの)コミュニケーションが苦手な人に思えるが。それにしても、せめてユーザーの発言(流れ含む)をしっかり読んで解釈してもらいたかった。いや、もういいんだけどね。それをある程度フォローしていた見米さんも最近はおかしくなってしまったし…。やれやれ。
というわけで、今現在試しているのはxyzzy。アウトラインツリーを表示するマクロはあるから、編集機能はあきらめれば、他はしっかりしていると思う。安定度も高そうだし。
ただ、問題もあって、元がemacs互換のインターフェースなのでWindowsアプリとしては独特なのと、マクロ言語がlispなので、どうもカスタマイズに馴染めるかどうか不安があるのだよな。以前も移行を試みたが、そこで挫折している。
今回はとりあえずキー操作をかなりWindows互換に仕上げてから使ってみているので、以前より敷居は低くなっていると思うんだけど。どうかな。
今後を期待していたK2Editor++は、どうやら実現しないようで残念…。