2007-01-01から1年間の記事一覧

ノートにとってのA4サイズ

サイズの感覚は人それぞれと言ってしまえばそれまでだが、それではつまらない。僕にとってA4のサイズが大きく感じる理由を、なるべく具体的に考えてみよう。 まずはカバンに収める際の大きさ・重さ。紙として何枚かだけならば問題にならないが、束ねた状態の…

常用ノートに適したサイズは?

周知の通り、近年は国際規格に沿って(なのかな?)A版の普及が著しい。ビジネスのシーンではA4の書類が当たり前だ。10年くらい前まではこれより大きいサイズはB4に印刷することが多かったが、今ではA3が当たり前で、もうB4を見かけることはほとんど無くなっ…

用紙のサイズ

用紙サイズの規格はおおむねA版とB版がある。前者が国際規格準拠、後者が日本の慣習的規格に基づいているという程度には知っていた。 が、A版が「A0の面積が1平米」「半分に切っても長辺と短辺の比率が変わらない」という基準で決まっているとは知らなかった…

永遠の試行錯誤中

7月から8月にかけて、あれこれノートシステムについて模索して、ある程度の方向性が定まった。はずだったのだが、またあれこれやっている。3ヶ月も経っていないじゃないか。我ながら、アホなんじゃないかと思う(苦笑)。 で、今日「これで行けるだろうか」と…

テキスト情報蓄積その1−秀丸メールの「情報アイテム」活用

秀丸メールを使い始めた。といっても、僕はメーラーとしてはBecky!を使い続けてきており、それを乗り換えたわけではない。情報蓄積ツールとして、秀丸メールに着目したのだ。 秀丸メールには「情報アイテム」という機能がある。これは、いわば送受信しない(…

万年筆ユーザーの本

FP

ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!―私が選んだ一本の万年筆 編者のブログ 万年筆ユーザーの思い入れを集めた本。僕には面白く読めた。が、楽しめる人を選ぶ本だと思う。 この本の関係者(万年筆マニアで、マニアの集まりに参加している人)は当然楽しめるだ…

ノートレビュー:アスクル再生紙リングノート

オフィス用品通販大手アスクルのオリジナル商品「再生紙リングノート B5ココア 方眼」 正直、最初は侮っていました。すみません。 B5の方眼という仕様のリングノートがあまり見あたらず、せっかくだからと試しに購入してみたのだが、最初は「どうせダメだろ…

趣味の文具箱

ETC

趣味の文具箱 Vol.8が昨日発売になった。毎号買ってきたし、読み応えがあるのはわかっていたので、今号も購入。 ただ、もうネタ切れの感は否めないかなあ。僕がペンシルやボールペンに興味ないせいもあると思うが、万年筆に関しては新しい知識はほとんど得ら…

パイロットの新製品

FP

日本が誇る文具メーカー・パイロット。 万年筆の品揃えもかなりのものだし、品質の高さでは世界一ではないだろうか。いや、全世界のメーカーのペンを試したわけはないので「世界一」というのは個人の勝手な感想に過ぎないが、単に「品質が高い」とだけ言って…

iPAQ h1937の初期化

PDA

週末明け、h1937の電源を入れたら初期化状態だった。スイッチが押されていたのか、電池が空っぽになってしまっていたらしい。 まったく情報が残っておらず、母艦PCとの同期設定からやり直し。こういう時融通が利かなくて、以前の同期設定などはまったく使え…

ノートシステムに関する最近の模索6(最終回)−次のノートの条件

次のノートの条件 前回に書いた現在のノートへの不満を踏まえ、次に使う「4.ノート(議事録、アイディア録など。保存しておくべきもの)」を、以下のような条件で探している。 リングノート A5よりは大きなサイズ(おそらくB5) 方眼または無地 万年筆のイン…

万年筆フリークの通説とは違うけど

FP

万年筆を使うようになっておよそ3年。自分の好みもある程度わかってきた気がする。同時に、フリークの間で通説のように言われていることが、個人には必ずしも当てはまらないこともわかってきた。 1.やはり細字がいい。 「ヌラヌラした書き味」を味わうに…

ノートシステムに関する最近の模索5−現在のノートの長所と短所

今使っているノートは前回示したとおりだが、気に入っている点と不満を感じている点を書いておきたい。 まず、良い点から。 アピカ1000年ペーパーは紙質がなかなか良い。厚みがほどほどにあって、書き味も良く、水性インクでも裏写り・裏抜けしにくい。特に…

ノートシステムに関する最近の模索4−現在のノート(A5)

さて、一番肝心な「4.ノート(議事録、アイディア録など。保存しておくべきもの)」について。 現在使っているノートは、アピカの高級ノート「Personal」のA5サイズに、TRIMの革製ノートカバーをかけたもの。 糸綴じ 80枚(160ページ) 7mm罫 アピカの「1000…

ノートシステムに関する最近の模索3(の補足)−メモ帳に求めるもの

さて、次回以降は肝心の「ノート」について。 の予定だったが、ちょっと寄り道。 帰宅途中にRollbahnのスリムメモを店頭で見たが(最初にMサイズを買った店にはなかったので、別の店)、こちらの方が具合が良さそうだったので、乗り換えることにした。その時…

ノートシステムに関する最近の模索3−メモ帳に求めるもの

前回のくくりでの3と5、すなわちToDo管理とメモについて。 多ノート化にあたっては、この二つの用途をひとつのメモ帳に収めることが適切だということはわかっていた。以前Moleskineのポケットタイプを利用していた際、それでうまく機能していたからだ。 少し…

ノートシステムに関する最近の模索2−役割分担

多ノート主義への転換を図った僕。転換作業の基本は「用途ごとに適切なノート・手帳を決める」ということ。僕のノートシステムの用途は、前回にも記したが、下記の通り。 スケジュール管理 恒常的な覚え書きの類(印刷してしっかりした形態にしておくもの) …

10年ぶりの歯医者

詰め物をしていた歯が欠けてしまった。実は他にも詰め物が外れてしまって何年も放っておいた歯があるのだが、これもいい加減何とかするべきだろう。覚悟を決めて仕事場近くの歯医者に行った。なんと10年ぶりくらい(もしかしたら、もっとかも)。 でも今回選…

ノートシステムに関する最近の模索1−システム手帳の悩み

何回かに分けて、ここしばらくの自分のノートシステムに関する試行錯誤を記録しておこうと思う。 2ヶ月ほど前まで、A5のシステム手帳を使っていた。 国際規格のA版だとパソコン用紙などとの親和性が高い。A4では大きすぎるが、A5なら携帯性と紙面の大きさの…

気づいたこと

綴じノートはA5がいい。でもリングノートはB5がいい。あ、もちろん僕にとっては、ということだけど。 (後日補足予定)

ペン先の調整

FP

パイロット カスタム845。ペン先はF。 万年筆に興味が湧いた初期に購入した品だ。エボナイトに漆塗りの大柄なボディはけっこう気に入っている。 しかし今まであまり使ってこなかった。ペン先の太さが中途半端だったのだ。Fといえども少々太めで、仕事で緻密…

ある日のこと

FP

仕事中、万年筆を使って紙にあれこれ書き込みつつ思索していた時のこと。 とある若者がやってきて、僕に仕事上の問い合わせをした。僕はそれに答え、相手に伝えたという記録を残すために「ここに名前を書いておいて」と、紙とその時使っていた万年筆を渡した…

感覚と評価の直結

とあるラーメン屋で。カウンターで食べていた客が帰りしなに「味落ちてますね。親父さんが作っていた時よりも美味しくなかった」と店に告げていった。 その店は、親父さんが十数年かけて味を確立し、最近は息子さんが厨房に入り親父さんは接客と、役割分担し…

こだわりが過ぎるということ(その2)

世の中にはこだわり屋がたくさんいるものだ。前回は「あまりこだわりが過ぎない方がいい」と書いたが、自分を毅然と持って道具にこだわり続けている人には、少しあこがれる部分もある。 ただ、あこがれを持てないこだわり屋もいる。 某道具こだわり系のペー…

こだわりが過ぎるということ(その1)

道具にあまり入れ込みすぎると疲れる。と、のっけから何だが、ここ2年ほど万年筆や手帳・ノートを模索してきて、その考えが強くなってきた。 書き味がとか、使い勝手がとか、自分の要求に完全にかなう物ってなかなか無いものだ。仮にあったとしても、それに…

LAMY 2000に合うゲルインクリフィル

マルチペンの中でも定評あるラミー 2000。僕も持っているが、あまり使ってこなかった。その理由の一つは、油性ボールペンがどうも性に合わなかったこと。いわゆるボタや書き出しのかすれなどによって、ただでさえ下手な字が油性ボールペンだと一層下手に見え…

お邪魔モノがない高級物

前回「ベルトとペンホルダーがない、15mm以上のリング径のシステム手帳が無いのはどうしてだ?」と書いたら、間をおかずそんな製品を見つけてしまった。リフィルを買いに寄った伊東屋で発見。 ブレイリオ コードバンシステム手帳 参考:http://www.rakuten.c…

システム手帳のおジャマもの

システム手帳にはベルトとペンホルダーがほとんど必ず着いているが、これは必須なのだろうか?僕にはこの二つが邪魔でならない。 どちらも手に触れたりページが平に置けなかったりの原因になって、書き込む際にものすごく邪魔になる。ペンホルダーはまあペン…

VISTA

Windows Vistaが発売されてもうけっこう経ったが、まったく触ることがなかった。今まで新しいOSが発売されると興味津々で、なにがあっても、店頭ででも触ってきたのに、ずいぶんと興味が低下したものだ。 低下したどころか、今日などはむしろ迷惑した。 仕事…

また放置

ずいぶんあけてしまった(^^;。 カメラ・写真関係は「アルバム」の方に引っ越したのだった。こちらはそれ以外の興味あることの落書き帳にするつもり。 今は写真熱が高まっているので「アルバム」ばかり更新しているが、そのうちこちらにも力を戻すことでしょ…