CanonとNikon

 上記の20D発表もそうだけど、Canonになにか動きがある度に(あるいはなにも動きが無くても(笑))、Nikon関係の掲示板でCanonを意識した発言があり、荒れる傾向にある。なんで、ああまでCanonの姿勢を意識するかね。
 …いや、意識するのは当然だけど、「Nikonに見切りをつけてCanonに乗り換えようと思います」とわざわざ口に出したり、「そういう人はさっさとCanonに行ってください」と応じたりするのかね。
 別に淡々と、自分が求める機種なりレンズなりのスペックを訴えていればいいと思うのだが。もちろん他メーカーに自分の要求を満たすものが出て、それがうらやましければ、それを引き合いに出せばいい。ただ、いやみったらしくなるのは全然建設的じゃないよな。それによくよく発言のもととなった考えを聞き出すと、「別に今のNikonで具体的に問題があるわけじゃないんだねえ」というたいしたことない理由(本当に単なるうらやみとか)だったりするのが脱力もの。まあ、隣の芝は、というやつだろうけどね。また、そういうのにまっこうから嫌みで対抗することもないのにな。
 それにしても、その手の話題ですぐに出てくるのが「今のNikonの体力では(うんぬんかんぬん)」という心配の発言。Nikonってそんなにやばいのかあ。財務状況をわざわざ調べる気にはならないが。D70が売れたくらいでは焼け石に水なのかな。イメージングの分野で総合的な力を持っているCanonとは、たしかに厚みは違うようだしなあ…。いい商品を供給してくれるくらいには、安定した基盤を持っていて欲しいものだ。