D70sとD50

 発表間近の両製品の英文マニュアルが流出したものというPDFファイルを見た。
 D70sはケーブルが使えるのとモニタが若干大きくなり、バッテリ容量が増えたと、その程度の変更らしい。まあ、sが付くだけのマイナーチェンジならそんなものかな。
 D50はメディアがSDカードというのがちょっと予想外だったが、D70より小型軽量の入門機というコンセプトは外していない、ようだ。
 エイプリルフール間近だったし、PDF流出というのがいかにも嘘くさいとは思ったが、これだけ手の込んだマニュアルを作るだけでも相当な手間なので、逆に考えれば本物かな。アメリカのニコンがそれを認めたという記事もあるようだし。
 で、これらが本当だとして、両製品に異論はないけど、なにかニコンの製品ラインナップの偏りがますます大きくなってしまったなと言う印象だ。入門レベルと高級機の間が一層空いてしまったというか、分散が大きくなったというか。
 D50はともかくとして、D70のマイナーチェンジ機よりもD100後継機を優先して欲しかったな。まあ、僕の個人的感想であって、マーケティングでは入門機を重視すべきという判断なのだろうけど。