音楽の趣味はあまり無かったのだけど

 最近クラシックににわかに関心を持っていたり。って、実は少女マンガ誌連載の「のだめカンタービレ」に影響されてのことだというのが何だが。
 実家にいた2年ほど前まで、妹が買っていたKISSに連載中の「のだめ〜」はよく読んでいて、面白いマンガだと思っていた。実家を出たので読む機会もなくなったのだが、昨年度の講談社マンガ賞受賞も「さもありなん」と思ったものだった(やはりKISS連載中の「おい!ピータン」の今年度受賞もさもありなんと思った。これも面白いマンガだ)。で、その後の展開も気になっていたので単行本を買いそろえたら、やはり面白かった。ストーリーもさることながら、音楽の描写がなかなか興味深い。作中に出てきた曲(ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番:ミーハー(苦笑))をCDで買ってみたりして、そこから聞き込んでみている。なお、同じように「のだめ〜」でクラシックに入った人はたくさんいるらしい。そんな方々のページはたいへん参考になる。
のだめカンタービレからのクラシック入門
http://classic.heartlogic.jp/
 別のところでジャズに突然関心を持って聞き込んでいる人の日記を読んだことがあるが、この人はあるアルバムをずっと聞き続けていたところ、ある時突然その盤の良さを実感する瞬間があったという。おそらく(それまであまり聞いていなければなおさら)クラシックも同じように「浸透する」瞬間があるのではないかという気がする。それもあって同じ曲をしつこく聞き続けているところ。もともとピアノには縁がなくもないし、ピアノ協奏曲からというのもいいだろう。
 今のところ、突然の実感というものはまだ無いが、だんだん耳が馴染んできて「ここはいいね、好きだな」とか「これはすごいテクニックなのではないか」とか感じるようになってきていて、聞いているのが楽しい。最初は派手な部分に目を(耳を)奪われがちだったけど、静かな部分にも魅力を感じだしたりしていて。
 しかし、悪い癖も・・・。聞いている機材は職場のPCかiAUDIO M3なのだが、
http://www.iaudio.jp/product/iaudio_m3/
こういうことをし出すと、機器類に興味が出てくるのもいつものことで。とりあえずいいヘッドホンが欲しいなとか考え出している自分にちょっと困っている。ヘッドホンといっても、良いモノは高いのだなあ…。