CCDサイズ

デジタルカメラの高画素化に伴って、新機種発売の度に耳にするのが「1画素あたりの小ささはもう限界なのでは」という意見。まあ、たしかにCCDが大きい方がボケの表現は有利だし、色の階調の再現も有利なのだろう。僕がD70を買ってうれしかったことはこのあたりだ。
でもまあ、実際に使い物にならないかどうかは、製品を触ってみないとわからないのでは?と思う。なぜに製品の実写も見ないうちに拒否反応を示す人がいるんだろうなあ、とも思う。
というのは、昨日書いたリコーCaplio GXのCCDサイズが1/1.8インチということで、やはり危惧の声をWEBの掲示板で読んだからなのだが。「400万画素ならよかったのに」という声も。でも、端からそう決めてかかるのもなんだかな。300万画素が登場した時もそろそろ限界という声もあったが、いまや800万画素だ。製品化する側だって、製品として成立するかどうかくらい判断して作っているだろう。
せめて店頭でサンプルを触ってみたり、雑誌等での評価や実写サンプルを見てから評価したらどうかな。記述された仕様だけで勝手に限界を決めるのは、あまり賢い態度に思えない。