D80を店頭で触ってきました。

 ファインダーは大きくなってたしかに見やすくなっていた。もうちょっとピントの山を見やすくできる気もするけど。まあ、比較の対象がD70だから、凄く良くなっているように感じるのは間違いない(笑)。
 ボディの質感、重さがあまり変わらないところからあまり期待していなかったが、うまく処理していて、プラボディなりに上質な感じになっている。悪くない。
 シャッターの感触。機械シャッターになったせいか、D70のまったり感はなくなった。D200と比べるとまったく違うが、まあ、それでも上等の部類だろう。
 総じて他の会社の入門機よりはカメラの機械的な性能・使い心地は良さそう。まあ、しかし値段が少し高いからそもそも”入門機”ではないのかもしれないが。「よし、一眼レフを使い始めよう!」と気合いが入っている人には、性能と価格のバランスがいい具合に(手が届く程度に)高止まりしている(笑)ようにも思える。
 僕がD70の不満点として挙げていたものはキッチリ改良されていた。これはいいね。
 しかし、K10Dの噂がかなり魅力的なものな今、ちょっと改良された程度の機種に何万円もはかけられないな。残念ながら。基本機能をキッチリとというのはいい。でももう基本機能をキッチリ押さえた上で付加価値がどう付いているか、という段階に入っている気がするのだ。