最近のノート・手帳術と今後の変更方針

 ここ3〜4ヶ月は仕事が忙しくて、あまりノート・手帳術の試行錯誤をする暇がなかった。本来は仕事をこなすためのノート・手帳術なはずなので、本末転倒もはなはだしいが(笑)。まあ、僕のノート・手帳術試行は趣味的要素が大きいのだ(開き直り)。
 結果として定着しているシステムではあるが、不満も多いのでまた試行錯誤をはじめる予定(笑)。その前に記録として現在の構成と不満点を書いておく。

  • A5リングノート:無印良品再生紙ダブルリングノート。自由なアイディア出しや会議録(の間の夢想・妄想の記録(笑))などに使用。前回のエントリから奇跡的に継続中。
  • バイブルサイズのシステム手帳:ベルトもペンホルダーもない、リング径11mmのシンプルなもの。基本的にToDo管理とスケジュール管理に使用。基本的なスケジュール管理はPDAで行っているのだが、システム手帳にもバーティカル式の週間リフィルを先2ヶ月分ほどはさみ、今週〜翌週のスケジュールのみを記入して直近の予定を掴んでおくことにしている。
  • A6ノート:コクヨの文庫本ノートにジャストサイズの革カバーを着けて使用。基本的になんでも書き込むメモ帳で、その日の仕事と成果、アイディア、気になった言葉や出来事を記入する。

 それなりの役割分担はあり、そこそこ機能してはいる。しかし不満はシステム手帳とA6ノートの使い分け部分。
 スケジュール、ToDo、日々のメモは、常に持ち歩きマメに確認したり読み直したりすることが好ましい。しかしこれが2冊に分担されている結果、可搬性に問題が生じているし、片方ばかり参照してしまうことになりやすい。僕の場合、A6ノートは振り返る習慣がついてきたのだが、システム手帳はどうもうまく使えていないのだ。
 では一本化しようと考えても、これがまたうまくいかない。なぜかというと、書きたい事項によって「定型」が相応しいか「自由記入型」が相応しいか、異なるからだ。具体的に言うとスケジュールは「定型」、「日々のメモ」は「自由記入型」だ。つまり僕が困っているのは「(スケジュール管理が主の)手帳」を使うか、「ノート」を使うかという問題に等しい。
 たとえばスケジュール管理に向いている「手帳」を使うことにして、そのメモ欄・メモページに日々のメモを書こうとすると、量的な制約から快適にメモできなくなる。僕は万年筆を使って大きめの字を書くので、この制約が余計に厳しい。かといって、自由記入型の「ノート」に「定型型」のスケジュール管理も行わせようとするのも困難だ。いちいち週間スケジュールを印刷して貼ったり、枠から書き込むという人もいるようだが、面倒くさがりの僕にはとても続かない(実は試してみたこともあるが、案の定続かなかった)。
 本当はこのあたりを解決できるのがシステム手帳なのだろう。実際にバイブルサイズのシステム手帳に一本化してみようと、メモページを増やして試行してみた。しかし、

  • バイブルサイズは常に携帯するには微妙に大きい。かといって筆記面のサイズ自体はこれくらいは欲しい。
  • リングが邪魔。
  • それぞれの用途を少しずつ取り入れると、メモのページ数があまり確保できない。かといってリング径を大きなものにするとますます記入時にリングが邪魔になる。
  • 書き上がったものを別のバインダに移すとなかなか参照しなくなる。
  • リフィルをまめに入れ替えたりするのが面倒。

といった理由でどうしても「日々のメモ」用途を組み込ませて使うことができず、挫折してしまったのだ。
 しかし、なんとかこの不満を改善したい。ちょうど使用中のA6ノートが終わりに近づいてきたので、切り替えのタイミングで一本化ないし少しでも使い勝手を良くできないか、考え中。
 幸いなことに、この稿を書きながら考えたことで「次はこれを試してみよう」と思いついたこともある。切り替えが楽しみになってきた(^^)。