よくわからない PDA、でもカメラ機能があれば便利

http://japan.internet.com/research/20040929/1.html
 PDAがよくわからないから使われない、という、よく言われていることの再確認記事。目新しさはない。
 でも、カメラがあれば便利というのは僕にはちょっとだけ意外だった。僕はカメラはカメラ、電話なら電話、PDAPDA的用途をというように、それぞれ別にしっかりしていた方が便利だと感じるタチだから。今持っているPHSにもカメラは付いているが、ちっとも使いやしない。一方で、持ち運べるコンパクトカメラが欲しいとは思っていたりする。でもまあ、それは僕がいちいちオーバースペックな性能を期待し、ある機能に特化した「道具」を好む傾向がある「マニア」的性格を持っているからだろうな。
 ともあれ、この記事も書いている人間自体はPDA関連の事情を知らないんだろうなという内容ではある。たとえば、別にカメラ付きのPDAって初めて出るわけじゃないのにね。また、「PDA メーカーは(中略)わかりやすい PDA の使い方を提案する必要があるのではないだろうか。」だって、メーカーがまったく努力をしてないとでも?とか。SONYなどは特にがんばってあれこれ提案していると思うが、それでもなかなか浸透しないわけで。「わかりやすい使い方を提案しろ」なんて、言うのは簡単、というかとっくにたくさん言われておる。
 でもミュージックプレーヤーやカメラなどたくさんの付加機能を付けたって、それが「PDA」的用途自体の価値を高めるものじゃないんだよな。また、僕などは、別に今のPDA的用途が大きく変わって欲しいわけでもない。個人的には「別に一般のユーザーにPDAが浸透」などしなくてもいい。ただ、ある程度売れないとメーカーの開発意欲がなくなり魅力的なPDAが現れないという意味で、間接的に「ほどほどに売れてくれるといいな」くらいには思っているけど(笑)。