万年筆環境

 あれこれ使っているうちに、万年筆自体は普段使いが固まってきた。万年筆マニア諸氏のブログなんて見て回っていると、それはもう珍しい万年筆でないといけないような気になってしまうが、別に手に馴染むものであればいいんだよな。って当たり前のことだが。
 それに以前は今ひとつと感じていた万年筆が、しばらくぶりに使ってみると、あるいはしばらく使い続けてみると、突然手に馴染むような感覚に襲われることがある。
 インクの色も同様。「これは好まない」と思っていたのに、最近の常用インクはモンブランペリカンのそれぞれブルーブラックだ。突然これらのインクが好ましく思えてしまった。まあ、これは色の好みが広がっただけではなく、性能を重視したという側面もあるが。
 感覚的には、方法にしてもツールにしても馴染むのに3ヶ月くらいは必要かな。そこまで興味を持続するのが難しかったりするが。