パイロットの新製品

 日本が誇る文具メーカー・パイロット
 万年筆の品揃えもかなりのものだし、品質の高さでは世界一ではないだろうか。いや、全世界のメーカーのペンを試したわけはないので「世界一」というのは個人の勝手な感想に過ぎないが、単に「品質が高い」とだけ言っておけばだれも反対はできまい(笑)。
 反面デザイン性には今ひとつふたつみっつという感はあるが、それも最近変わりつつあるようだ。新レガンスなどはその例だし、なにより万年筆の新製品が多いし、出てくる製品が皆それなりに魅力を持っている。
 で、パイロット製品について詳しいスミ利文具店滋賀県近江八幡市)のページに、今年の展示会のレポートが載った。これがまた興味深い。
コラム パイロットの展示会(07年9月)
 クアトロは、写真ではどうも惹かれないが、これは実物を見たら印象が変わるタイプだと見た。
 タイムラインのゲルインキボールペン!これが3年前にあったら、今ごろ万年筆を使っていなかったかもしれない(笑)。
 新干支シリーズ、21万円なんてとうてい出せないが、犬(僕の干支)のデザインがより好みになった。いつかは買いたくなるかな。そして注目すべきはクリップ!僕はパイロットの現行シリーズでメインのペンポイントを模したというクリップは好きではないのだ。しかし、ここのところの新製品はそれから離脱しつつあるようだ。これはうれしい。
 インキ、ブルー系ばかり5色!極端だなあ(笑)。でも魅力だなあ。今現在、ウォーターマンのブルーブラック改で落ち着いているのに。試してみなくてはならなかろう。
 これらはすぐに店頭に並ぶのかな。楽しみだ。