ノートシステムに関する最近の模索2−役割分担

 多ノート主義への転換を図った僕。転換作業の基本は「用途ごとに適切なノート・手帳を決める」ということ。僕のノートシステムの用途は、前回にも記したが、下記の通り。

  1. スケジュール管理
  2. 恒常的な覚え書きの類(印刷してしっかりした形態にしておくもの)
  3. ToDo管理
  4. ノート(議事録、アイディア録など。保存しておくべきもの)
  5. メモ(走り書き。必要なモノはノートに写すので、こちらは保管が必要ない)

 このうち、1と2は若干特殊だ。
 まずスケジュール管理について、僕は基本的にはPDA(古いiPAQ)に書き込んでいる。PCと同期することでバックアップが取りやすく、予定の変更・コピーが容易なのが大きなメリットだからだ。ただ、週末になると次の週の予定を紙媒体に書き込むようにしている。その際に利用しているのは、いわゆるバーティカルウィークリーの形式だ(一日の時間軸が縦に、一週間が横に並んだ形式。クオバディスでメジャーになった感がある)。これによって週単位で仕事を意識しておくことができるし、空いている時間・詰まっている時間も明らかになる。しかし、これだけ(その週分だけ)のために1年分の手帳を持ち運ぶのは効率が悪いので、システム手帳リフィルで数週間分程度だけ持ち運ぶ方がいい。また2の覚え書き類は、たとえば中長期目標や個人で得たノウハウ集などだが、2,3ヶ月ごとに少々更新して差し替えることがある。したがって、これもシステム手帳を利用するのが適切だった。
 つまり1と2についてはシステム手帳のままがいいのだが、この用途に関しては紙面の大きさは重要ではないので、携帯性を考えてバイブルサイズのシステム手帳に移行した。バインダーはジャストリフィルサイズでリング8mm径のごく小型薄型のものだ。めくりにくさはあるが、使い方を考えれば十分。またバイブルサイズの用紙は若干印刷しにくいが、多少工夫すれば出来なくはない。印刷するのはたまになので、これも大きな問題では無い。


 さて、3、4、5はどうするか。もっとも重要かつ悩ましい4は最後にまわして、次に3、5について記しておきたい。
(続く)